少し歩いたところに、暖がとれるオーロラ観測小屋があるということなのでそこへ向かいます。
見上げると綺麗な星空。
オーロラ観測に、晴天は絶対条件です(曇っていても雲の切れ間から見えることもあるそうですが)。
すでに2泊は曇りで観測できず。天気予報によると滞在最後となる翌日の夜も曇り。
つまり、もう今回しか可能性はないのです。
「きっと見れるよね…」
モモさんと、期待と不安が入り交じった面持ちで空を見上げながら歩く。
ここでオーロラについて少し。
オーロラは、太陽からの「太陽風」と呼ばれるプラズマ粒子の流れが…
…とにかく!太陽の活動周期と大いに関係してるそうです!(無理矢理まとめた!)
で、あと4〜5年後がまた活動が活発になってオーロラが見えやすくなるんだとか…。
じゃ、じゃあ今は!?今はどうなの!?
…太陽頑張れ!!ヽ(`ε´)ノ そんなエールを送りつつ、小屋にたどり着きます。
誰もいなかったので、とりあえず寒さをしのぐために薪ストーブに火をつける。
新聞紙とマッチで薪に火を点ける…というのをやったことがなくて最初は苦戦。
しかしモモさんがコツを掴み見事点火

その後もモモさんが、山小屋の主?風にずっと火を守り続けてくれました^^♪
↓火と語り合うモモさんです(笑)

そんなこんなで最初はキャッキャ(*´∀`)♪してたものの、何も起こらないまま時間が過ぎていきます。
段々不安になってくる我々。
サンタ村で会った、関西から来てた兄ちゃんの言葉が蘇ります…。
「俺ら来たの今回で三度目だけど、まだ一度も(オーロラ)見てないんだよね…」
三度目だけど、見てないんだよね…。
だよね…。「先日会ったおばちゃんが、『アラスカは凄かったわよ〜v』って言ってたよ。駄目だったら次は4年後にアラスカに行こうか…」
そんな風に、ちょっとブルーになったところで、イヤイヤちょっと待て!と気持ちを奮い立たせる。
いやもうこれは、
オーロラ見れなかったら故郷(クニ)には帰れないという所存です!!
そして暇つぶしに実験ごっこをすることに。
「雪国で濡らしたハンカチを振り回すと、瞬時に固くなる」
これをやってみよ〜う!
タオルハンカチを、水が無いので雪にまぶすが…この雪が中々とけない。
そこで小屋にあったスコップで外の雪をすくってはストーブでとかし、すくってはとかし…。
そうしてしばし実験に夢中になり、外に出て何度目かの雪をすくっている時に。

空の一画に白いもやがふよふよと動いていました。
明らかに雲じゃないその動きに、二人して見入ります。
すると、
白いもやがサーッと横に滑るように動いて、空に白い線がひかれました。
次の瞬間、"もや"はあっという間に緑色に変わり、揺れたのです。
「うわああぁ!」
「オーロラだぁ〜〜〜!」一気にテンションMAXな我々!

いつもは信じてないけど、こんな時だけ神様ありがとう!!ヽ(*´∀`)ノ
これでクニに帰れるー!!!オーロラは、少しの間そのままそこにあったけれど、次第にぼや〜っと拡散して消えていきました。
はしゃいでてほぼ写真撮れませんでした^^;
しかも出たのが低空だったので、その場で撮ったら木がメチャメチャ入ってるし…
高感度で撮ったから木がういちゃって合成写真みたいになってるし…orz
上手く写真撮れずに、しかも大きなカーテンみたいに揺れるやつじゃなかったけど、けど。
見れてよかったですよ。
オーロラが生まれるところ見ちゃったもんね〜(*´艸`*)
オーロラが消えた後、急速に雲が空を覆い始めてあっという間に星が見えなくなりました。
それはつまり…もうオーロラ観測がほぼ絶望的だということ。
残念だったけど、とりあえず見れたからとホテルに戻りました。
四角い板みたいに固まったタオルハンカチを片手に。
しかし、我々がもしサーリセルカを選んでなかったら、オーロラは見えてなかったかもしれない。
ロヴァニエミに泊まった関西の兄ちゃんたちは三度目も見れなかったかもしれない。
ロヴァニエミは(サーリセルカよりは)都会で高い建物も多いから。
オプションでバスで何時間か郊外を走らないと見えなかったかもしれない。
…そう考えると、我々はサーリセルカを選んで本当によかったと思ったのです。
ありがとう、サーリセルカ

そうしてホテルで祝宴?として、夜食用のパンを深夜にむさぼり食らう我々でした(* ▽*)
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